失敗談から学ぶ後悔しないためのフリーランスの目指し方

「現在の仕事には満足している、でももっと自由に働きたい」
そのような方でも興味を持つようになってきたフリーランス。
フリーランスになったおかげで時間も縛られることなく使え、生活に困ることのないお金を稼げる人をSNSで見かけますよね。
一方で、よく調べてみるとフリーランスになって後悔したという方もちらほらと…
こちらの記事では、フリーランスになって後悔した人の体験談を通し、どんな対策をとれば後悔しないようなフリーランスになれるのか見ていきましょう
独立して失敗してしまった人の体験談
後先考えず進んでしまう
「ノリでどうにかなるだろう!」と思い突き進むパターンです
友達が大学辞めてフリーランスになったけど、大学辞めなくても出来たって後悔してるし辞める人はちゃんと目的と手段を考えようね😉✨
— みほち📛@女子高校生 (@mihochi_1) 2018年7月31日
もちろん、ノリと勢いでどうにかなる人もいます。
しかし、成功する人は幅広い人脈があったり、人に語れるだけの実績があることが多いですね。
この時期仕事がつらくてフリーランスに憧れて仕事辞める人がいるけど、きちんと準備して会社やめないと後で後悔するよ。
今みんながみているフリーランスは成功者の一部でしかないから。
— 林@副業研究家 (@fujimoto0624) 2018年5月28日
ノリと勢いだけで独立してしまう人は成功者が多いように錯覚してしまうのもひとつの要因にもなっています。
不安に押しつぶされそうになる
金銭面など、問題に直面した際にその不安と戦わなければならないパターンです。
たぶん開業に後悔があるから言うたんじゃないかしら?
耐え抜き続けられる才能への羨望。
フリーランスは自分の判断次第で安定と不安定を往き来する職種だもの。
判断ミスが命取りなんて、ホントどこの戦場やねん。
— にゃ~ん@進捗どうですか? (@shiromike22) 2018年5月27日
フリーランスって収益がなかなか安定しないのです。
例えば「先月は30万円稼げた!」と喜んでいる矢先、「今月は10万円稼ぐので精一杯…」このようなこともよくあることなのです。
フリーランスで後悔する人の特徴5選
後悔する人の特徴として主に以下の5つが挙げられます。
- 勉強を続けることのできない人
- 自分から進んで仕事をできない人
- 楽をするために独立を考えている人
- 明確な目標がない人
- 孤独に打ち勝つことのできない人
5つの特徴がどのように後悔に結びつくのか詳しくみていきましょう。
1. 勉強を続けることのできない人
サラリーマンを続ける上で勉強しないといけないことがあるのはもちろんです。
しかし、フリーランスの方が学ぶべきことは圧倒的に多いです。
例えば、
- 自分で生計を立てるので、税金、確定申告、保険といった金銭面
- 持っている能力を誰のどういった案件に費やすべきかというリサーチ力
- その他、マーケディング、セールスなどなど
学ばなければならない事は本当に多いです。
なので「何でも吸収して自分のものにしていきたい!」という人に向いていますね。
2. 自分から進んで仕事をできない人
仕事をする上で、上司や先輩からの指示待ちが多い人も要注意です。
言われた通りにする事は、基本的に誰でもできます。
しかし、言われた通りに仕事をしているだけではフリーランスとして活動するのは厳しいです。
フリーランスは基本的に1人の活動です。
仮に、クライアントが誰に仕事を任せるか考える際、同じスキルを持ち合わせた2人がいたとします。
そのうち1人のサービスがよくて評判が良いという事が分かれば、誰もがその人に仕事をしてもらいたいと思いますよね?
日々の活動の積み重ねが自身の評判にダイレクトに反映されます。
これは、いきなり身に付くものではなく、何をすれば喜んでいただけるのかを考えながら継続する事で身に付く力です。
普段から、相手に対して思いやりを持てる人が強みを活かせるポイントです。
3. 楽をするために独立を考えている人
- 面倒くさい雑務をすることなく、自分の好きな事だけやりたい!
- 会社や上司、先輩に指示されることなく自分の好き勝手にやりたい!
- 残業をせずに定時で自宅に帰りたい!
こういった理由で独立する方々は多いですが、実際フリーランスになると、
- 金銭の余裕次第では、自分のやりたくない仕事を行い稼ぐ必要がある
- クライアントには細かく依頼されることもある
- 残業という概念なく働く必要も出てくる
といった課題が出てきます。
これでは一体何のためにフリーランスになったのか分かりません。
むしろ、積極的に何にでも取り組むことが好きで、時間を気にせず没頭できる方がフリーランスに向いている事がわかります。
4. 明確な目標がない人
「1年後くらいに50万円くらい稼げるようになりたいな」
これは目標を持っていることになりますが、曖昧な目標では失敗しやすいです。
「〜くらい」ではなく、「明確にいつまでにいくら稼げるようになる」という目標設定が必要です。
成功者は、明確に目標を定めており、その目標を1日単位に細分化しています。
目標から逆算して今やるべきことを決定し、修正しながらゴールに向かいます。
普段から目標を立てているという人でも、【明確に】という点が抜けている人が多いので、ご自身と照らし合わせてみてください。
5. 孤独に打ち勝つことのできない人
フリーランスは最終的には1人です。
名の知れたフリーランスなら別ですが、名も知れていないような状況で路頭に迷っても誰も助けてくれません。
- 金銭面
- 生活面
様々な場面を自分の力で切り開いていかなければなりません。
路頭に迷わないためにも参加できるコミュニティーに積極的に入り、同じ境遇の仲間に相談する事も必要になります。
最近はやはりSNSやオンラインサロンなど様々なコミュニティがあるので、チェックしてみるのも良いでしょう。
後悔しないように今からやっておくべきこと4選
後悔する人も多いフリーランスですが、スキルさえあればそれだけでも多いに活躍できるのもフリーランスです。
そのスキルとは主に4つあります。詳しくみていきましょう!
コミュニケーション能力の養成
フリーランスになるきっかけとして、「人間関係に疲れたから」「人と会話をするのが苦手だから」という人がいます。
そういう人は「フリーランスとはどんなものか」というところをもう一度考え直してください。
会社で仕事をする際はチームで行うため、最悪の場合誰かが代わりに行ってくれます。
しかし、フリーランスになると自分で動いて自分で仕事をとって来なければなりません。
また、1人で相手と向き合う必要が出てくるため、
- 相手をどのようにもてなすか?
- どのように振る舞えば仕事を任せてもらえるか?
ということまで考えて接しなければなりません。
必要最低限のコミュニケーションは誰とでも取れるようにしておく事が大切ですね。
プログラミングの習得
プログラミングは、経験のない方からすると、とてもハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、自分でWordPressを使ってサイトの構築ができるレベルまでは持っていくべきです。
ランサーズやクラウドワークスの案件を見ても、1件20万円するようなサイト構築の案件も数多くあります。
プログラミングを覚えるまでに時間が必要ですが、1度能力を身につけてしまえば、例えばライターの案件よりも確実にコスパが高いです。
プログラミングを覚えるためのサイトやサービスも充実しているので、プログラミングに抵抗のある人でも習得することをおすすめします。
ライティング能力の習得
フリーランスは、文章で人に思いを伝える機会がかなり増えます。
メール、SNS、ブログ記事、仕事の依頼etc…
実際に会話すると案件の受注を取れる人でも、文章を書くのが下手で受注を取れない人も多くいます。
ライティング能力が低いだけで仕事を受けられないのは非常にもったいないですよね。
文章で相手に伝えることが苦手な方は、ライターの仕事を短期間でも良いので経験することを強くおすすめします。
たとえ単価が1文字1円でも、実力のある方に添削していただけるのであれば良い機会だと思ってください。
ブランディング力の強化
ブランディング力と聞くと何か分からない方も多いと思います。
一言でまとめると「キャラクター設定する力」です。
フリーランスになる際、SNSを始めてフォロワーを集めようとする人が非常に多いです。
つまり、「影響力がある」「支持を集めることができる」ことがフリーランスにとってかなり大切になってきます。
人に注目されるキャラクターとはどういったものか、どんな役回りが自分には合っているのか、是非事前にSNSを研究してみてください。
まとめ
フリーランスになってから後悔しないためには何をすべきか具体的に紹介しました。
路頭に迷わないため、くれぐれもスキルも無い状態から「ノリや勢い」でフリーランスにならないように、事前の準備は入念にしましょう。
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