知ってるか知らないかで大違い!フリーランスになるメリット・デメリット

フリーランスになりたいけど、どこか不安で一歩踏み出せずにいるのではないでしょうか。
そんな不安を取り除くにはどうすればいいのか…
フリーランスになるにはおいしいメリットがある反面、もちろんデメリットも存在します。
そこでこちらの記事ではフリーランスにおけるメリットとデメリットについてご紹介します。
フリーランスになるメリット5選

フリーランスの1番のメリットといっても過言ではないのが、誰からも指示されず自分で日々の生活を作り上げられることですね。
他にもまだまだメリットはあります。
- 収入に制限がない
- 自分の強みを直接仕事に生かすことができる
- 仕事の時間や場所を選ばない
- 満員電車に乗らないで済む
- キャパシティが上がる
1.収入に制限がない
会社員をやっていると基本的に年功序列であり、どれだけ頑張ろうともらえる上限はある程度決まっています。
残業を頑張っても20万いかないくらいじゃないでしょうか?
そもそもそんなに残業すると体に悪影響を及ぼしかねません。
それに変わってフリーランスは自分で仕事を直接受注することができるため、あなたの能力次第では上限がなく、月に数百万稼いでる方も少なくありません。
2.自分の強みを直接仕事に生かすことができる
会社員だと、自分の入社時に希望した仕事を必ずしもできるわけではありません。
会社で皆が自分のしたい仕事ばかりやっていたら潰れてしまいますからね。
それとは異なり、フリーランスはあなたの持っている能力を余すことなく披露することができます。
エンジニアとして働きたいのであればランサーズやクラウドワークスで最初に受注を取りながら企業とのつながりを作り報酬をあげていくといったやり方もあります。
さらに、趣味を仕事にすることだって出来ます。
例えば、小さい頃から絵を描くのが好きであればそれを生かして仕事をすることも難しくありません。
あなたにしかできない強みを持っている方はフリーランスになって大きく伸びる要因の一つでもあります。
3.仕事の場所や時間を選ばない
会社員も最近でこそ、テレワークやサテライトオフィスといった柔軟な働き方もでてきましたが、それもまだ一部の会社しかやっておりません。
それと比べるとフリーランスは圧倒的に自由です。
自宅でやるのもよし、カフェでやるのもよし、お酒が大好きな人は居酒屋やバーでも仕事をすることができます。
また、時間の面に関しても誰かと連絡を取ることもあるという観点から、昼夜逆転する程ひどくない限り、いつ仕事してもいつ休んでも誰にも何も言われずに仕事をすることができます。
さらに、家族とも時間も取りやすいことを始め、基本的に誰とでも時間を合わせることが可能になります。
4.満員電車に乗らないですむ
主に人口の多い都心部等の話になりますが、朝の通勤に苦労していませんか?
朝のラッシュ、思い出すだけで嫌になりますよね。
会社員の中には満員電車が嫌だからという理由で地方に住んでいる人も少なくないんです。
それがフリーランスであれば、都心部でも時間帯さへずらせば便利で快適な生活を送ることができるのです。これだけでもかなり魅力が増しますね。
5.キャパシティが上がる
会社員と比べ、仕事の受注、マネジメント、戦略などカバーする部分が多岐に渡ります。
これにより、最初は全てをコントロールするのに時間がかかりますが、管理するのに慣れてしまえば、会社員以上のスキルを身につけたことになります。
さらに、会社員であれば自らの業務の他に会社運営、組合活動、人間関係の構築、後輩の育成など、自分がやりたい仕事以外にもすることが本当に多く自分の持っている能力を集中的に伸ばすのが難しくなっています。
フリーランスになるデメリット5選

さて、ここまではフリーランスになるメリットをご紹介してきました。
メリットを見ているとフリーランスがとても魅力的に感じてきますね。
しかし、そんなに世の中甘くありません。メリットが上回るようなデメリットもたくさんあります。
- 孤独と向き合うことになる
- 収入が安定しない
- 書類や税金関係で面倒なことが多い
- 周囲の目が気になる
- 集客するのが難しい
1.孤独と向き合うことになる
フリーランスは後ろ盾がない上、「個」で勝負していかなければなりません。
個で活動しなければならないために孤独と戦う必要も出てきます。
孤独と戦うのは人間が苦手なカテゴリーの1つでもあり、自分で望んでフリーランスになったにも関わらずうつ病になる方もいらっしゃいます。
一方で会社員は、仲間に囲まれて仕事を行うことができます。
人間関係が面倒なこともしばしばありますが、それでも人に囲まれて仕事ができるというのは大きなメリットです。
さらに、会社員は会社が倒産したり、自分が犯罪を犯したりしない限りほとんどの場合は解雇されることがありませんし補償も充実しています。
一定の生活を保証されている点では、会社員の方が利点は大きくなります。
対策1.SNSを使用してフリーランスの知り合いを作る
SNS、特にTwitterでフリーランスの方を見かけることも多くなってきました。
知人が誰もいない状態からでも、日々のTwitterでリプライやコメントをすることで同じ環境の仲間を作りやすい環境になっています。
また、オンラインサロン等も活発になっていることにより、より一層仲間を作りやすいです。
対策2.共有スペースで仕事をする
コワーキングスペース、またはシェアオフィスともいうのが都市部では増えています。
ここには主にフリーランスとして働いている方が主に使っており、自宅で仕事をするのは苦手な方にとってはもってこいの場所です。
また、ここで日々仕事をしているうちに刺激しあえる仲間ができることもあります。
対策3.セミナーに参加する
フリーランス向けに行われているセミナーも数多く存在し、エンジニア向け、アフィリエイター向けなどがあります。
セミナー会場では、同じ方向性を目指している方といの意見交換も行いやすいので、気の合う人を見つけることができれば一緒に仕事をするという方も多くいらっしゃいます。
対策4.知人でフリーランスはいないか探してみる
周りを考えてもフリーランスになっているのは自分だけだと考えがちです。
しかし、中学、高校時代の友人を当たってみてください。今やフリーランスが5人に1人いるということも言われております。
こうやってみると案外フリーランスになっている人も多いです。
昔からつながりのあった人の方がコミュニケーションのハードルもセミナーへの参加等と比べるとグンと下がるのでオススメです。
2.収入が安定しない
フリーランスは、仕事を自分でとってくるか仕事を作らないといけません。
仕事をとって来ても発注者にいつ仕事を切られるかわからないというリスクがあります。
また、収入が安定しないということは生活を保障されないことにも繋がってくるため、日々不安が募りストレスに感じる方がとても多いです。
対策1.何か一つ突出したものを作る
何か一つで良いのでまずは突出したものを作ってください。
もちろん、そのジャンルでナンバー1を目指せるならそれが1番良いのですが、そこまで目指せとは言いません。
他の人よりちょっとできること。
言い換えると、他人に教えられるジャンルを作ってみてください。
そうすることで収入がゼロの状況は回避することができます。
対策2.継続的に仕事を提供してくれる企業や個人とつながる
仕事の案件を持っている企業や個人とのつながりから、仕事を安定かつ定期的に発注してくれる発注元を作ります。
と言っても、フリーランスをしている方の中でも、自分は知り合いがいないから自分には無理だと思うのではないでしょうか。
しかし、実は難易度がそこまで高くないのです。
具体的に、最初は比較的単価の低い案件が多いですが、クラウドワークスやランサーズで仕事を受注します。
納期をちゃんと守ったり品質をあげたりすることにより、交渉次第では単価も上げてもらうことや長期的に案件を提供していただくことが可能です。
対策3.ファンビジネスを展開する
Twitterでフリーランスになった人の活動を見ていると、ファンビジネスとしてオンラインサロンを展開している方が多く見受けれられるようになりました。
主にオンラインサロンを行っている方は、Twitterで他の方と積極的に会話をすること、適切なキャラ設定、頻繁な情報発信をしている方でフォロワーが1000人以上の方が行っている人が多い印象です。
これからは「信用経済だ」と言われることも多いので、他の方との会話が好きな人にはあってることが多いです。
対策4.稼げる柱を何本も持つ
エンジニアだけならエンジニア、ライターだけならライターといった何かひとつ仕事だけをするのはとても危険です。
なぜなら、それがポシャってしまったときのリスクマネジメントをしないと自分自身が生活できなくなってしまうからです。
エンジニアでも、webメディアの制作、アプリの開発など様々な仕事があります。
そこに、ブログやアフィリエイトを付け加えたり、ファンビジネスをしたりすることでどれかひとつがポシャってしまってもすぐに食いっぱぐれることはありません。
このようにすることで、ライター、イラストレイターといった方でもリスクは軽減することが可能です。
3.書類や税金関係で面倒なことが多い
会社員であれば税金関係のことはほとんど会社が行ってくれます。
しかし、これらを全て自分で管理するとなるとかなり面倒なことです。
さらに、厚生年金から国民健康保険に切り替えたり、健康保険を国民健康保険に切り替えたりするなど、必要になってくる事務手続きもあります。
こういった、今まで自分で管理してこなかったものに対して自分で管理していかなければならないので、書類手続きが嫌い!自己管理が苦手!という方にはハードルが高いと言えます。
対策1.経理代行業者に発注もしくは税理士を雇う
先ほども述べた通り、お金周りに関してはとても時間を割かれてしまいます。
フリーランスにとっては、仕事をしたり、他の方と交流を深めたり、SNSを運用したりと時間を費やすべきところがかなり多くあります。
時は金なりという格言からもわかるように、時間はお金で買うことはできません。
そのため、未来への投資ということも踏まえ自分でやらないというのもひとつの手です。
対策2.こまめにレシート等の書類を集めておく
根本的に作業量を改善できるわけではありませんが、日々のレシートなど使ったものをわかりやすくまとめておくだけでも圧倒的に時間を削減することができます。
また、経理に関しても毎年同じような事をすることになるので慣れてくる部分も多くなるでしょう。
そこで、より効率よく手続きを行うためにもルーティーン化していくのも良い手だと考えられます。
4.周囲の目が気になる
フリーランスを知らない方や親世代の方からすると“安定”が保証されている会社をやめるなんて何か気がおかしくなってしまったのではないか。
そんなふうに思われるのがまだまだ普通の考え方になっています。
というのも、昔は嫌な仕事でも歯を食いしばってなんぼの世界だったので、高度経済成長期を支えてきた方々からするとすごく奇妙な出来事なのです。
対策1.まずは自分が何をするのか具体的に説明し、理解してもらう
フリーランスになるに際し、相手にわかりやすく具体的に物事を説明するのは大切な事です。
説明することの大切さを理解していない人も多いですが、むしろ良い練習場所だと思って説明してみてください。
どんなに「なぜ」と聞かれても相手が納得いくまで答えることのできる回答を準備できていれば合格です。
対策2.それでも理解されない場合は開き直って何か結果をだす
相手に超具体的に自分の思いを話したにも関わらず聞く耳を持ってくれないのであれば一歩さがって考えましょう。
時に諦めも肝心です。理解してもらうのが難しいと感じたのであれば、相手も驚くような結果を出してやる他ありません。
そのハングリー精神を糧に、自分に自信を持つことのできる成果を出していきましょう。
5.集客するのが難しい
フリーランスは基本的に自分で集客しなければなりません。
良い商品さえ持っていれば誰かが買ってくれるだろうと考えるのは考え方が甘い。
どんなに良い商品を持っていても、集客ができなければ宝の持ち腐れにすぎないのです。
対策1.様々な集客方法を試してみる
集客方法は、ビラ配り、ポスティング、お客さんからの紹介、ホームページ、リスティング広告、SNS、LINE@、メルマガなど様々です。
どれが正しいというのは一概にいうことはできません。自分の持っている商品はどの方法ならお客さんを集めることができるのかを考えて見てください。例えば、極端な例にはなりますがオンラインのECサイトを運営しており、お客さんを集めたいのにも関わらずポスティングをしていてはダメだということです。
また、ひとつの事業が成功して横展開できるように持っていくことができれば、それぞれが相乗効果を生み出し加速度的に集客することができるのです
まとめ
こうして見てみると、様々なメリットやデメリットがありました。
デメリットと感じられる点に関しても対策をしっかりすることで、リスクの軽減ができるとわかったかと思います。
フリーランスになって後悔しないようにしっかりと腰を据えて考えてくださいね。
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